同じ体に脂肪を溜めにくい食用油ですが・・・

体に脂肪を溜まりにくい食用油、エコナに過剰に配合されていたグリシドール脂肪酸エステルが、問題になっています。

特定保健用食品だけにその波紋も大きいようですね。

それに伴い、エコナのライバル商品として以前から競争していた、日清のリセッタへの問い合わせも増えているそうです。

果たして同じく脂肪を溜めにくい食用油として販売されているリセッタは、安全なのでしょうか。

 

現在、リセッタに過剰なグリシドール脂肪酸エステルが含まれているという報告はされていません。

リセッタは、中鎖脂肪酸の働きで体に脂肪を付きにくくしています。

中鎖脂肪酸はココナッツやパームなどに含まれている天然の植物成分なのです。

母乳や牛乳にも含まれているので、手術後の流動食や未熟児のエネルギー補給としても使用されています。

またリセッタは、トリアシルグリセロールという形をとった油です。

トリアシルグリセロールとは1つのグリセリンに脂肪酸が3つ結合した形をしているのです。

これは食用油本来の形であり、大豆や菜種、コーンやベニバナ、ごまなどかた作られた食用油は、ほとんどがこの形で構成されています。

一方、グリシドール脂肪酸エステルが多量に含まれているとされるエコナはどうなのでしょうか。

エコナはジアシルグリセロールを主体とする製品です。

これはほとんど自然界に見られることはないほどの高濃度で構成されています。

日本植物協会は、エコナは普通の食用油とは全く異なる物質だと説明しています。

まだ解明はされてはいませんが、もしかしたらそういった製造過程がグリシドール脂肪酸エステルを多量に含むことになった原因かもしれませんね。

 

食用油は料理には欠かせない製品です。

毎日使うものだからこそ、安心できるものを使用したいですよね。

食の安全が見直される時代だからこそ、企業からの情報や消費者の声など様々な情報に耳を傾け、製品を選びとらなければなければいけないのかもしれません。