配合成分と服用目安について

八味地黄丸はその名前が表しているように、八つの生薬が配合されています。
主となる薬は地黄(ジオウ)です。
貧血症状を改善する地黄を中心に、八つの生薬が組み合わされているのです。
山茱萸(サンシュユ)山薬(サンヤク)は、滋養強壮作用があります。
茯苓(ブクリョウ)沢瀉(タクシャ)は水分の循環を改善する働きがあります。
牡丹皮(ボタンピ)は血行障害を良くして、血の巡りを改善する薬です。
桂皮(ケイヒ)附子(ブシ) は体を温めることにより、痛みをとってくれる働きがあります。
以上八つの生薬が合わさっているものが、八味地黄丸なのです。

八味地黄丸を服用する目安としては、次の症状が表れている人があげられます。

  • 体が疲れやすい
  • 下腹がつりやすく、腰も痛む
  • 尿の出が悪い
  • 冷えを感じる
  • 足にしびれを感じ、力が入らない
  • 喉が渇き、たくさん水を飲むため、尿も大量に出る
  • 夜間に何度もトイレに行く

おへそから下の下腹部がふにゃふにゃと力のない状態の時も、使用目安と考えられています。
これを「臍下不仁(さいかふじん)」と言います。

 

ただし、八味地黄丸は体を温める作用の強い薬でもあります。
のぼせを感じる方や、火照りを感じる方、尿の色が黄色い場合には、服用前に医師に相談するようにしましょう。
東洋の医学から考えだされている漢方薬を使い、自然の力で健康な体を取り戻したいですね。
何歳になっても元気でいる為に、日頃から気をつけて生活するようにしましょう。