うつ病との違いとは?

うつ病の一種である非定型うつ病は、通常のうつ病とは色々な面で異なります。
非定型うつ病の症状とは、どのようなものなのでしょうか。

 

非定型うつ病は通常のうつ病と同じように、
気分の落ち込みや気力・集中力の低下などがみられます。
ただしそれがずっと続いていくという訳ではありません。
楽しいことやいいことがあると、気分が明るくなります。
楽しい出来事などに反応して気分が変わるのです。
この気分の反応性がみられるのが、大きな特徴です。

 

憂鬱な気分になる時間帯にも特徴があります。
通常のうつ病は朝や午前中に調子が悪くなりますが、
非定型うつ病は夕方から夜にかけて具合が悪くなります。
逆にいえば昼間は比較的、具合が悪くなりにくいと言えるのです。

症状のひとつとして、過眠過食がみられることがあります。
いくら寝ても眠く、時には10時間以上寝てしまう。
過食気味で食べすぎてしまう。
このような症状がみられる場合もあります。

 

通常のうつ病が無気力になるのと比べて、非定型うつ病は感情的になりやすくなります。
イライラして落ち着かなかったり、注意力が散漫になったりします。
感情的になってしまうことも多く、人間関係にトラブルを起こしやすいと言えます。
また他人の批判に過敏になります。
人間関係のトラブルは気分の落ち込みの引き金にもなるので、落ち込みとイライラの悪循環を引き起こしてしまう可能性もあるのです。

 

通常のうつ病と非定型うつ病では症状も大きく異なります。
まだあまり広く知られてはいませんが、患者本人はもちろん、周囲の理解が大切なのです。