新たな分野から開かれた画期的な治療法

音楽運動療法,野田

薬物療法や心理療法など、病気や様々な症状を治すために、色々な治療が行われています。

最近、注目されている音楽運動療法もその一つです。

 

音楽運動療法の提唱者は、野田燎氏です。

野田氏は大阪芸術大学の教授であり、作曲家、サクソホン奏者としても活躍されています。

音楽に携わっている野田氏が実践している音楽運動療法とは、どのような治療法なのでしょうか。

 

音楽運動療法にはトランポリンを使用します。

トランポリンに患者を乗せ、上下運動させたり、体を動かしたりしながら音楽を聞かせます。

このとき聞かせる音楽はテープに録音したものではありません。

サックスやピアノなど必ず生の音楽を聞かせます。

そうすることにより、脳を活性化させようという方法なのです。


野田燎氏は音楽運動療法についての本も出版されています。

詳しい治療法とメカニズム、その科学的根拠などが書いてあるので、気になる方は是非、一読することをお勧めします。

 

音楽運動療法は医学的にも認められている方法です。

野田燎氏は日本大大学院医学研究科から、医学博士号も授与されています。

これは大阪府東大阪市の「石切生喜病院」で続けた成果報告の博士論文が、医学的に信ぴょう性があると認められたことを意味します。

音楽家への医学博士号授与は大変珍しいことです。

この博士論文は日本だけではなく、国際的にも評価されているそうです。

 

脳に関する病気や障害は治療が難しいとされています。

新たな分野から開かれた画期的な治療法に、今注目が集まっています。