病院ではどんな方法で直してくれるの?

お年寄りに多い老人性うつ病を発症する人が増えています。

急に物覚えが悪くなることもあり、認知症と間違われることもあります。

ただ老人性うつ病に見られる記憶力の低下は一時的なもので、治療を受ければほぼ元通りに回復します。

 

老人性うつ病の治療は、通常のうつ病と同じく抗うつ剤が用いられます。

同じ薬なのですが、お年寄りの場合は副作用が出やすいので注意が必要です。

  • 口が渇く
  • 便秘になる
  • 立ちくらみがする

などの症状が表れます。

しかし、最近では比較的副作用の少ない選択的セロトニン取り込み阻害剤などが、使用されることが増えてきているようです。

老人性うつ病は薬の効果が表れ始め、回復の兆しが見えてきたときが一番危険だと言われています。

突発的に自殺するケースも少なくありません。

周囲の方は治療中の患者を一人にしない、患者の周囲に危険なものを置かないなど、気を配るようにしましょう。

 

治療中の患者に対しての対応も様々です。

個人個人により、対応が異なるので「こうしなければいけない」という決まりはありません。

例えば気分転換させようと外出させようとしても、患者さんによっては症状が悪化することもあるのです。

また、同じ人であっても症状の進行度や状態によって、日々対応を変えなければならないこともあります。

干渉をしすぎないように。患者から目を離さないように。

そのバランスは非常に難しいものがあります。

病気の家族への対応はただでさえ、大変デリケートな問題を含んでいます。

素人判断で接するのではなく、治療を受けている医師に対応についても相談するようにしましょう。