再生医療に新たな可能性

細胞外マトリックス,指再生

不慮の事故はいつ起きるか誰にも分かりません。

予測できないものだからこそ、時として大きな怪我を負ってしまうこともあります。

酷い場合には体の一部分が切断されてしまうこともあるのです。

 

特に細かな神経が通っている指は、切断した後はくっつきにくい部位だと言えます。

でも、指は人目につきやすい部分でもあります。

指に関しての再生医療が急がれているのも頷けますよね。

 

しかし、事故で切断された指が再生したという例もあるのです。

切断されてしまった部分に

  1. 粉をかけ
  2. 絆創膏を貼り
  3. 一日おく

という治療を行った結果、指再生が成功したというのです。

この粉は細胞外マトリックスと呼ばれています。

細胞外マトリックスは、豚の膀胱からとった成分です。


この細胞外マトリックスは細胞を包み込む繊維状の組織のようなものです。

細胞をコントロールし、その増殖を促進させる作用があります。

細胞外マトリックスを傷口に振りかけると、骨や皮膚などの組織を形成する細胞が、体中から呼び寄せられます。

そしてそれらの細胞を増殖させることにより、切断されてしまった部分を再生してくれます。

そのため、指再生が可能になるのです。

 

細胞外マトリックスは指再生だけではなく。傷の縫合火傷の治療としても注目されています。

既に動物の治療に使用されており、アメリカ国内では人体に広く使用できるように申請中だそうです。

 

再生医療の新たな可能性を秘めた細胞外マトリックス。

今後の研究や開発がますます期待されています。