人間ドック

リスクは決してゼロではない!

体内にカテーテルを挿入して検査を行う心臓カテーテル検査は当然、一般的な検査よりもリスクを伴います。
現在では確立され、安全性の高いものになっていますが、危険性は全くないという訳ではありません。

 

検査を行った後、注意しなければいけないのは合併症です。
重い合併症としては、

  • 血栓形成
  • 出血
  • 不整脈
  • カテーテルによる穿孔

などが挙げられます。
その他にも

  • 感染症
  • アレルギー性ショック
  • 急性心筋梗塞
  • 心タンポナーデ

などの症状もあるようです。
頻度は0.3%と決して高くはない数字ですが、念のため注意しておくようにしましょう。

合併症を未然に防ぎ、軽いものにするためにも、検査後に以下のような症状があればすぐに看護師に知らせましょう。

  • 生あくびが出る
  • 吐き気を感じる
  • 冷汗が出る
  • 胸が痛む
  • あごや腕に痛みを感じる
  • 息がしにくい
  • カテーテルを抜いた部分が痛む
  • 温かく湿った感じがする
  • 不快感がある

 

病院によっては成人の場合は、外来での検査や日帰り検査を行うところもあります。
しかし、小児では原則として入院が必要とされています。

合併症を起こさないためにも、心臓カテーテル検査後はよく様子を観察するようにしましょう。

 

また、心臓カテーテル検査では引き続き、カテーテルによる治療が行われることがあります。
カテーテル焼却術などが代表的な例です。

カテーテル焼却術とは心房粗動などの不整脈に対して、カテーテルの先端から高周波を出し、患部を焼き切ったり、熱凝固させたりする方法です。

 

リスクがゼロではない限り、心臓カテーテル検査を受ける患者さんや家族は事前に検査のことを知っておく必要があります。
検査の内容をよく理解し、リラックスして検査に臨みたいですね。

 

カテーテルも入院も不要な最新の心臓検査とは?